以外に快適!日本旅行の宿泊費を低く抑えるシェアハウスのすすめ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

おいしい日本食を食べたり神社やお寺を巡ったり、やりたいことが盛りだくさんの日本旅行。やりたいことをやり切るために宿泊費用を安く抑えたいという人におすすめなのが、シェアハウスでの滞在です。日本のシェアハウスについて、その特徴やメリットとデメリット、どんなシェアハウスをどう選ぶべきかをお伝えしていきます!

日本のシェアハウスの特徴

日本のシェアハウスの基本的なシステムはあなたの国のシェアハウスと同じですが、日本らしい特徴といえば次のようなことが挙げられます。

外国人にも開かれている

日本に興味がある人であれば、「日本国籍以外の人が日本で部屋を借りるのは難しい」ということを聞いたことがあるかもしれませんね。残念ながらそれは本当ですが、シェアハウスは外国籍の人も入居しやすいところがほとんどです。外国人と日本人の交流を目的としているシェアハウスも多数存在しています。

外国人との交流に積極的な日本人が入居している

日本におけるシェアハウスの歴史はまだ浅く、保守的な多くの日本人はシェアハウスをしたがりません。シェアハウスに入居している日本人はオープンマインドな人が多く、外国人との交流にも積極的です。

部屋が小さい

日本は人口密度が高いので、シェアハウスに限らずどの住宅もコンパクト。特にシェアハウスは小さな家に多くの人が入居しているところもあり、最初はその小ささに驚くかもしれません。

大都市には多いが、地方には少ない/ない

先ほどお伝えしたように日本ではシェアハウスの歴史がまだ浅いため、全国各地にシェアハウスがあるわけではありません。数で言うとやはり東京及び関東圏が突出して多く、滞在したい街にシェアハウスを見つけることは簡単です。東京の次に多いのは、大阪や名古屋、福岡や札幌などの地方都市。その他の地域だと、シェアハウスの数は極端に少なくなります。

ユニークなコンセプトがある

日本にはユニークなコンセプトを持つシェアハウスが多数あります。女性専用や外国人歓迎といったコンセプトは当たり前で、家にネコがいるシェアハウス、内装が純和風のシェアハウス、ダイエットしたい人が集うシェアハウス、起業家が集うシェアハウスなど、魅力的なコンセプトを持ったシェアハウスがたくさんあります。

最短1か月の滞在から入居可能

日本のシェアハウスの多くは、最短1か月の滞在から入居可能です。ちなみに、退去申請の期限は部屋のタイプにもよりますが、退去1か月前までとしているところが多いようです。

 

シェアハウス滞在のメリット

日本旅行中にシェアハウスに滞在することのメリットはたくさんあります。

日本旅行の費用が抑えられる

シェアハウス最大のメリットは、宿泊費用が抑えられること。近年は日本への外国人観光客の急増により、日本全体でホテルや旅館の宿泊費用が非常に高くなっています。2015年の日本全体のホテル宿泊費用は前年比で平均12%増を記録しており、この傾向は2020年の東京オリンピックに向けて続いていく見込みです。一方シェアハウスの宿泊費用は、ここ数年でほぼ変わっていません。部屋の種類や設備などによってシェアハウスの費用は異なりますが、設備やサポートがしっかりしている東京都心のシェアハウスに1か月50,000円ほどで滞在できることも珍しくありません。

リアルな日本の暮らしが体験できる

日本に興味がある人にとってうれしいポイントは、普通の日本人の普通の暮らしが体験できるということ。ホテルや旅館でも日本らしさを体験できますが、それはあくまでも日本旅行者として。シェアハウスであれば、日本旅行者としてではなく普通の日本人と同じように暮らすことができます。日本人と一緒に日本人の生活をする中では慣れないことに戸惑うこともあるかもしれませんが、普通の日本旅行にはない深い楽しみを味わうことができるはずです。

自由度が高い

日本の伝統的な旅館には朝食と夕食がついているプランしかなかったり、ホテルであれば「夜○時までに帰ってこなければいけない」という門限があったりします。シェアハウスにはそういった制約がなく、日本旅行の自由度が格段に上がります。あるときは日本らしい居酒屋で夜中まで飲み、またあるときはシャアハウスの仲間に母国料理をふるまうなど、思うままに日本旅行を楽しめます。とはいえシェアハウスにもルールがあるので、それぞれのルールを守るようにしましょう。

 

シェアハウス滞在のデメリット

それでは、シェアハウスのデメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

掃除や洗濯などを自分で行う必要がある

リアルな日本の生活を体験できるということは、掃除や洗濯など様々なことを自分でやらなければいけないということ。掃除や洗濯、食事やゴミ出しなどについてはシェアハウスごとにルールが設けられているので、それに従う必要があります。

プライバシーが確保しづらい

日本のシェアハウスに限ったことではありませんが、キッチンやお風呂、ときには部屋まで他人とシェアするシェアハウスにおいては、プライバシーの確保が困難です。特に部屋が小さい日本のシェアハウスでは個人のスペースも小さいので、広い住居に慣れている人は心身共に疲れてしまう可能性も。シェアハウスに滞在したいけどプライバシーも確保したいという人は、費用が割高にはなりますがマンションタイプのシェアハウスを選びましょう。

 

シェアハウスの選ぶときのポイント

近年は日本でもシェアハウスが増え続けています。設備が豪華なところやイベントが充実しているところなど、特色あるシェアハウスからお気に入りの1軒を選ぶのは楽しい作業ですよね。でもシェアハウスの中には、非常に狭い部屋に多くの人が押し込まれていたり住宅を違法に改造したりしているところもあります。そういったシェアハウスを避けて良いシェアハウスに入居するためには、シェアハウス選びの際に次のようなポイントに注意してください。

信頼できる仲介会社を選ぶ

シェアハウス選びにおいて最も重要なポイントです。仲介会社が契約内容やルールをきちんと説明してくれるか、問い合わせに対するレスポンスが速いか、シェアハウスを定期的に巡回しているかなどをしっかりチェックしましょう。仲介会社は入居や退去のときだけでなく、シェアハウス滞在中にもインフラや人間関係などでトラブルがあったときに心強い味方になってくれます。信頼できる仲介会社を見つけることが、シェアハウス滞在を成功させる第一歩です。

見学に行ってから決める

インターネット上の写真では真実はわかりません。日本のシェアハウスで特に注意したいのは、部屋の広さ。人口密度が高い日本の家は総じて小さめとお伝えしましたが、カプセルホテルのような非常に小さなスペースのみしか個人に与えられていないシェアハウスもあります。できれば来日後数日はホテルに滞在し、シェアハウスを自分の目で見てから決めると安心です。見学の際には、部屋や入居者の雰囲気はもちろん、シェアハウスの周りの環境までチェックしておきましょう。

ルールがきちんとしているシェアハウスを選ぶ

ルールがあると行動が制限されるようなイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。シェアハウスでは、日本人同士でも数々のトラブルが起こります。旅行者が何も知らない場所で、赤の他人、しかも文化的背景も全く異なる人たちと共同生活を送るということは、簡単なことではありません。「洗濯は○時まで」や「ゴミ出しは順番に」など日常の基本的なことがルールとして明文化されているシェアハウスのほうが、日本の生活に馴染みやすくスムーズに住民の輪に溶け込めます。

 

シェアハウスは日本旅行の賢い味方!

ホテルや旅館に滞在するのとは全く異なる魅力があるシェアハウス滞在。日本旅行の際の選択肢の1つとして、ぜひ検討してみてください!みんなとはひと味もふた味も違う日本旅行を楽しみたい人、日本のことをより深く知りたいという人におすすめです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す

*